snaq.meでは代表やエンジニアが、最新のおやつ情報を求めて海外に調査に行っています。こちらの連載では、そこで得た新しいおやつ情報を不定期でお届けしています。
先日、代表がカンファレンスに参加するために、アメリカ出張をしておりました。
行き先は、音楽と食の街「ニューオーリンズ」!
フランスやスペインの植民地時代の名残を残す建築や、ジャズの発祥地として名高い観光地。
今回は、そんなニューオーリンズの伝統的だけれども、今まさに人気な「プラリネ」についてご紹介します!
ニューオーリンズの歴史を反映する「プラリネ」
プラリネとは、焙煎したナッツ類(主にヘーゼルナッツやアーモンド)に加熱した砂糖を和えてカラメル化(カラメリゼ)したもの。口にいれると、ほろりと溶けていく甘さが特徴のおやつです。
もともと17世紀頃にフランスで誕生し、貴族や外交官の間で好まれていた嗜好品だったプラリネ。その後、フランス領であったニューオーリンズまで、海を超えてやってきました。

実は、フランスとニューオーリンズでは、プラリネは全く違ったものへと進化しています。
フランスではプラリネはアーモンドに砂糖をまぶしカラメル状にしたもののことを意味しています。ナッツの砂糖コーティングというイメージですね。また、製菓材料としても使われ、細かく砕いたナッツとココアを混ぜたペーストでチョコレートボンボンなどに使用されることもあります。
ちなみにお近くのベルギーでは、中にガナッシュなどを入れ、周りをチョコレートでコーティングした一粒チョコレートをプラリネと呼ぶそう。
これに対して、アーモンドがなかなか手に入らかなったニューオーリンズではペカンナッツが主に使われました。現在はさまざまなプラリネが販売されていますが、脂肪分が多くクリーミーな味わいのペカンと砂糖をあわせてカラメリゼしたものが伝統的なプラリネなんですよ。
ニューオーリンズは、現在プラリネ屋さんが立ち並ぶ激戦区となっています。
数々の受賞歴を持つSouthern Candymakers
その中でも、ニューオーリンズ内で1番おいしい!といわれている「Southern Candymakers」のプラリネを、代表がお土産に持って帰ってきてくれました。
Southern Candymakersは、プラリネだけでなく、ケーキやトフィー(バターと共に砂糖を加熱して作るお菓子)を販売するお店です。Best Candyや、アメリカの食べ物雑誌でBest of the USAの称号を得ています。
食べて見ると、かなり砂糖の甘さがガツン!と来ます。しかし、焙煎したナッツとカラメルの相性は抜群で、少しずつ食べるおやつに丁度良いですね。コーヒーとも合いそうで、しっかりと甘さでリフレッシュしたいおやつ時間にぴったりです。
また、パッケージがシンプルで可愛く、お土産にもぴったりなSouthern Candymakers」のうれしいところ。ニューオーリンズでは、ぜひ立ち寄って食べてみたいおやつですね!