「リアルフードスナックを届けてくれる生産者さんのことが知りたい!」と、あるユーザー様からお声が…!
インタビュー2回目の今回は、高知県四万十市の四季折々のReal Food(リアルフード)をふんだんに使った「かりんとう」をお届けしてくださるLLPしまんと代表の酒井さんにお話をお伺いしました。
「LLPしまんと」とは…?
地元の商工会青年部のメンバーが勉強会等を通じて集まる中で、良い地域資源があるのにもったいない!もっと地元を活性化したい!といった思いから連携してできた組織です。
地域資源を活用した商品開発と、四万十を中心とした幡多地域全体のネットワークを活用した地域活性化を目指し、有志8人で立ち上げました。現在は四万十市の農商工連携事業に関わらさせていただき地元の農家さん等にご協力いただきながら、『人と環境にやさしい商品 & 地域自らが地域を守り育てる商品』( 四万十流域の資源を活かした、こだわりの商品づくり )を掲げ菓子製造販売等を行っております。
四万十の素材を活かしたおやつへのこだわり
お米と四季折々の野菜・塩
南国高知の太陽をいっぱい浴びて育った、地元の有機栽培や減農薬栽培品を厳選!そして、地元・黒潮町さんのお塩も使用しています。
青のり・だし醤油
味・香りとも最高品とされる四万十産の天然青のりや、土佐の小京都と呼ばれる中村で三代続く老舗醤油店のだし醤油を使用しています。
黒潮町産サトウキビ蜜「ぼか」
地元で採れるサトウキビを昔ながらの製法で煮詰めて造っています。途中までは黒糖と同じ作業工程なのですが、途中で釜揚げをやめ精製度合いが低い砂糖を「ぼか」と呼びます。ミネラルなどが多く含まれ、とても美味しい砂糖なのですが、「ぼか」は生産量が黒糖より少ない為、とても希少価値があり、地元でもなかなか手に入りません。
かりんとう=しまんとうが、できあがるまで…
商品をつくる上で地産外商を目指し県外に四万十を発信できる商品、また、地元のお米を活用した商品をつくりたいと考えておりました。
そこで、
- 県外に流通出来るおやつをつくる為には、ある程度賞味期限が長いものが良い
- いくつかのバリエーションが出来る商品がより良い
(四万十流域は四万十川の恵によって様々な物がありますが、広大な土地が少ないため小ロットの素材が多いのが特徴で、いろいろなものをたくさんつくるのが得意なんです)
という2点を考慮した際に、ゴーフルやかりんとう、バームクーヘン等案が出た中で試作を始めました。その結果、一番おいしく、それぞれの素材の特徴も捉えれたのが「かりんとう」だったので、かりんとうをつくる事になりました。
たくさんのフレーバーができあがるまで
ココア・きなこ・メープル・黒糖などsnaq.meオリジナルのフレーバーを数多くつくってくださり感謝の気持ちでいっぱいです。こういったフレーバーがつくられた背景をお教え頂けましたら助かります。
オリジナルフレーバーに関してはsnaq.meのスタッフさんとのお話の中でご情報をいただける事が多いです。お客様からの情報を基に人気のフレーバー等を教えて下さり、それを基にかりんとうでつくれそうなフレーバーを開発していっております。
例えばココア味の場合はチョコかりんとうが出来ないかというお話がきっかけでした。チョコが溶けやすいため通年では難しい事、またコーティングも弊社では難しい事からチョコに近いかりんとうは出来ないかという発想からココア味が誕生しました。
snaq.meとのお取り組みを始めてくださったきっかけ
2017年の東京の展示会でsnaq.me スタッフの方にお会いさせて頂き、早々にご連絡を頂いたことがきっかけです。
お話を聞かせて頂くなかで、スナックミー社のコンセプトや考え方が、しまんとLLPの目指している所と共有出来る部分が多く、すぐにお取り組みさせていただく事になりました。
様々なバリエーションのおやつを一人一人のお客様に対して真摯に向き合いお届けしており、その中の1つの商品としてお取扱いしていただける事がとても嬉しく思っております。
snaq.me スタッフ から
取材にご協力くださった酒井さんに、ひとつひとつの質問に、とても丁寧にご回答頂きました。snaq.meといつも一緒に歩んでくださるLLPしまんとさんに感謝の気持ちを持ちながら、これからも共に励んでまいりたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
Profile

LLPしまんと代表
酒井 孝尚さん
四万十流域の資源と幡多地域の地元食材を活用し、安心安全で美味しいこだわりの商品を開発し販売することにより地域の活性化を促し、 得た利益で自然保護に寄与できるシステム作りを行なう。
人と自然にやさしい循環型の地域づくりを目指し、地方で暮らす人々 が安定した生活が送れ、私達の誇れる自然豊かな郷土と感謝の心を次世代に継承している。