今回、新商品として登場した、ドライメロンとりんごといちごのグラノーラ。お届けしてくださっているのは、茨城県つくばにお住まいのママ野菜ソムリエ田野島さん。弊社COO三田村がたまたまマルシェで見つけ、非常に美味しい!何としてもユーザーの皆さまにお届けしたい!との想いで、なんとか製造元を突き止めて商品化となりました。
丸ごと美味しいドライフルーツの秘密と、美味しいおやつを生み出す野菜ソムリエの想いについて、前後編に渡ってお送りします。
スナックミースタッフの
ドライメロンってってこんなおやつ!
そのまんまメロンを食べるドライフルーツ!
これまで、ダイス型に切ったメロンドライフルーツはあれど、皮がついていたり、丸い形を残したドライフルーツは見たことがなかった人も多いのではないでしょうか?
砂糖漬けにもしていないので、瓜の香りが残り、噛めば噛むほどメロン本来の甘さが広がります!
メロンは網目が可愛い!丸ごとメロンのドライフルーツ
-ドライメロンのこだわりを教えてください
田野島さん
「私がドライフルーツの商品開発を始める時、まずは1年かけて茨城の生産物を研究したんです。その中で、茨城県は、メロン生産量1位ということを知って。絶対にドライフルーツにしたい!と思って開発を始めました。
原料には、JA茨城旭村のメロンを使用しています。当時、日本で唯一、光センサーによるデジタル糖度測定を行っていたんです(現在も2店舗しか行っていない、最新の技術です…!)。つまり、当たり外れがなく、甘いメロンを仕入れるようにしているということです。」
– もともと美味しいメロンを使用していらっしゃるのですね!
製造にもこだわりはございますか?
田野島さん
「製造ではまず、必ず1玉ずつ私が味見をしています。
美味しいメロンを仕入れてはいるのですが、その中でも、割って、食べて、十分に美味しいと感じられるものだけをスライスして乾燥機に入れるようにしています。ちょっとでも味が薄いなーと感じるものは弾いてしまいます!
1日40〜50玉くらいは味見をして、手作業で乾燥機に入れているので、たいへんな作業ですが…、メロンごとに個性があって「メロンちゃん」のご機嫌を一人一人伺うように味見をしているんです(笑)
あと、メロンって網目が可愛いと思っていて、衛生面にもしっかりこだわって珍しい皮付きドライメロンにしているんです。ぜひ見た目も楽しんで、噛み締めて味わってみてください!」
身体と日本の農地を守る「グラノーラ」朝ごはん
-メロンと一緒にお届けを始めてくださったグラノーラ。
グラノーラはどのようにしてできたのですか?
田野島さん
「近年、朝ごはんやおやつにグラノーラの人気が高いのですが、私はいつも『このグラノーラじゃ日本の田んぼは守れない!』と思っていたんです。
というのも、市販されている多くのグラノーラは、原料が輸入穀物や輸入ドライフルーツでできています。せっかくならお米を主原料にした、国産穀物のグラノーラを朝食に食べてもらいたいなあという想いと、朝のくだものは金なので、ぜひドライフルーツを組み合わせたいという想いが重なり、グラノーラ開発を始めました。
穀物は九州、ドライフルーツはもちろん茨城から。
りんごは奥久慈という茨城でも北に位置する地域のものを使用します。実は青森と同様に寒暖差が激しい気候の特徴がある地域で、日本で美味しいりんごが取れる南限地とされている地域です。
いちごは、メロンと同じ茨城旭村さんから仕入れています。どちらも、少し形がいびつなために商品にできずに農家さんが捨ててしまうものを、お金を払って買い取っています。形がいびつなだけで、味には全く問題ありませんし、グラノーラ用なら、小さくダイス型に切って使用するので形も問題ないんです。むしろ完熟のものを使用しているので、果物の甘みを強く感じます!
バランスが取れるように、ベースのグラノーラの甘みづけにはてんさい糖を使用し、控えめな甘さにしていますよ!」
前半では、おいしいおやつの秘密に迫りました。すでに田野島さんの野菜愛・果物愛が垣間見えるのですが、さらに田野島さんの情熱についてのお話に続きます。
どうぞ後半もお楽しみください。
【Snaq Story 10】<後編>ドライメロン:ママ野菜ソムリエの情熱