「リアルフードスナックを届けてくれる生産者さんのことが知りたい!」とあるユーザー様からお声をいただき始まったこの企画。
今回は、「かすていら」をお届けしてくださるキャナリィ21さんにお話をお伺いしました。希少な烏骨鶏から作られるふんわりかすてらの秘密に迫ります!
栄養たっぷり、食べてうれしい「烏骨鶏の卵」
烏骨鶏は古来より、滋養強壮や長寿や美容の源として愛されてきました。
普通の鶏が年間300個以上の卵を産むのに対して、烏骨鶏は週に1個程度しか卵を生みません。烏骨鶏の卵は小ぶりですが、普通の鶏卵と比べると卵黄の占める比重が極めて大きく、お箸でつまめるほどしっかりとしています。
キャナリィ21で育てる純粋種烏骨鶏「PrincessSilky®(プリンセスシルキー)」の卵にはビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。特に、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、鉄分、カルシウム、カリウムなどが多く含まれており、非常に高い栄養価を誇ります。濃厚で旨味が豊かなのも納得ですよね。
キャナリィ21の卵ができるまで
岐阜県、愛知県の自然豊かな環境にある、自社キャナリィ牧場の自然の中で育つ純粋種烏骨鶏を大切に飼育しています。与える飼料は、自然の恵みがたっぷりと含まれたものを厳選し、季節や健康状態に合わせて配合のバランスを変更。烏骨鶏の特徴を最大限に引き出せるよう、一律の配合ではなく、独自のバランスにこだわるからこそ、濃厚な卵となるよう仕上げています。
また、烏骨鶏は環境やストレスの影響を受けやすい特徴があります。そのため、自社牧場では、外部からの野生動物の侵入を防ぎ、ストレスが少ない環境づくりを行っています。
ふんわりとした食感のカステラができるまで
かすてら製造は、2003年にスタートしました!
当初は地元の和菓子メーカーさんの協力を得て共同で製造を始めたのですが、うまく行かず、失敗の連続でした。というもの、烏骨鶏の卵は小ぶりであるにもかかわらず、卵黄の割合が高く濃厚で弾力があり粘りが大変強い卵。この烏骨鶏卵の特徴が通常の卵を使用するかすてらの製造方法とは全く違うため、「粘り」の強い特徴が職人さんを泣かせることに…。
苦労の末、キメが細かくふんわりとした優しいかすてらの開発に成功しました。
丁寧に混ぜ合わされたこだわりの原料は、昔ながらの木枠を使用し、優しく焼き上げ、焼工程では、途中「泡切り」という記事の中の空気を抜く作業を行いますます。
きめ細かい焼き上がりに仕上げるためには、こだわりの木べらと泡切りのタイミングが需要!温度の微調整は職人の勘が頼りで、その日の温度、湿度、状態を見ながらつきっきりで行われます。焼き上げたカステラの切り出し作業は、弾力のあるカステラのため、全て手作業で行います。
キャナリィ21のみなさんのおすすめの食べ方
かすていら with 牛乳
浸したりもしくはつけながら食べていただくと、食感が変わり口溶けとのどごしが優しくなります。お子様から高齢の方まで美味しく召し上がっていただけますよ。
冷やしかすていら
冷蔵庫に入れて「冷やしかすていら」にすると食感がガラリと変わって、とっても食べやすくなります。ぜひお試しくださいね!
Profile

キャナリィ21
営業部 チーフマネージャー
川村 優子さん
国内でも希少な烏骨鶏(プリンセスシルキィー)の滋養豊かな有効成分の素晴らしさを皆様にお伝えすべく、各地を飛び回り営業活動中です!