「リアルフードスナックを届けてくれる生産者さんのことが知りたい!」とあるユーザー様からお声をいただき始まったこの企画。
今回は「クーク」をお届けしてくださる鈴木屋さんにインタビューに行ってきました。
鈴木屋さんとは?
1923年の創業の「小麦せんべい」の専門店。食べる人にとって身近な存在の素朴なお菓子づくりを心がけ、いつの時代も「手間を惜しまず、本物のおせんべいを一枚一枚丁寧につくり上げる」といった伝統を胸におせんべいをつくっていらっしゃいます。シンプルな原料のおせんべいだからこそ、素材や手作りにこだわり、まもなく訪れる100周年を目指してその技と心にさらなる磨きをかけていらっしゃいます。
鈴木屋のこだわりについて教えてください
まず、原料にこだわりがあります。
当社のおせんべいの主原料は卵、小麦粉、お砂糖です。
この3種類は特に国産の原材料にこだわっています。卵、小麦粉は地元岡山県産を、砂糖は北海道のてんさいからできたものを選んでいます。どれも、良質で新鮮なものを選んで使用しています。
そのほかの原材料も、できる限り国産のものを基本として商品づくりに取り組んでいます。
また、手作りにもこだわっています。
おいしいことはもちろん、口に入れるものですから安心・安全であることは絶対に必要です。少々見かけは悪くても、それが自然体なら良しと考えています。大切な人に自信を持って薦めることができるお菓子を求め続けた結果として、今の鈴木屋があるのだと思います。
これからも、手間を惜しまず、本物のおせんべいを一枚一枚丁寧に作り上げていきたいですね。
クーク誕生までをお教えいただきたいです
クークは「小さな子に安心して食べさせることのできるお菓子がスーパーには売っていない」というおかあさんの声と、「昔からあるお菓子だから今の子供にももっと食べてほしい」という私たちつくり手の声が合わさって生まれました。
添加物には頼らず、素材の持ち味を生かしたからだにやさしいお菓子作りを心掛けています。砂糖には、種子島産の粗糖を使用。創業より受け継がれた技を生かして、お子様のために手に持ちやすい小さなかたちで、口どけよく焼き上げました。
スナックミーとのお取り組みをはじめたきっかけを教えてください。
大きなものは「リアルフード」という考え方への共感です。
当社の商品の一番の特徴は原材料で、可能な限り国産の良質なものを使用し、添加物には頼らずに素材本来の持ち味を生かしたお菓子づくりを心がけておりますので、その点がスナックミー様のコンセプトに通じるものがあると思っております。
お取り組みの中での印象的なエピソードなどありましたら教えてください。
一人一人のお客様にどんなお菓子が合うかということを研究し続けているところです。今までの考え方はお客様が当社のおせんべいを選んで買っていただくというのが基本でしたので、ある意味先進的な取り組みをされていると感じました。
鈴木さんがクークの中で特に好きなフレーバーなどはございますか?
私は「ココア」が一番好みです。シンプルな素材ながらも濃厚なココアの味がして、おせんべいなので後味がもたつかないところがおいしいと思っています。
おすすめのクークのアレンジの仕方などございましたら教えてください
アイスに添えるのもおすすめしています。また、クリームチーズを塗ったり、牛乳を吸わせてやわらかくして食べるといった方もおられます。
弊社ユーザーさんにメッセージをお願いいたします。
「クーク」というとあまりなじみのない方もおられるかもしれませんが、皆様一度はお召し上がりになったことのあるなつかしいお菓子かと思います。
最近のお菓子はいろいろな添加物が使われていますが、添加物を使用していない「本物のおいしさ」を当社のお菓子で味わっていただけると嬉しいです。
Profile

鈴木屋四代目店主
鈴木 祥成さん
株式会社鈴木屋の4代目として、日々、身体にやさしいおいしいお菓子をつくり続けています。当社は11人の小さなお菓子屋ですが、「大切な人に自信を持って薦めることができるお菓子づくり」を常に心がけて、全員で毎日楽しく、そして真剣にお菓子づくりに取り組んでいます。
※現在snaq.meの通常BOXでの取扱は終了しております。
期間限定商品などでのご案内はございますので、そちらにてお楽しみくださいませ。