今回は、大好評をいただいている「JQ -High Quality jerky- 」を開発したスナックミーバイヤー、加藤の声をお届けします。
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スナックミー会員の皆様に、1月末に10日間限定で提供をした
JQ -High Quality jerky-
予定していた数量を大幅に超えて、ユーザーさんからの再販の声を多くいただきました。本当にありがたい。(大げさじゃなくて本当に…)
潜在的に僕たちと同じことを思っている人が、結構多かったってことかなと思います。
正直まだ完成品とはいえないけれど、JQを様々なシーンで楽しんでくれると嬉しいです。
アメリカのジャーキーのワクワク感がたまらなかった
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▲アメリカのジャーキーのスタートアップ「Chef’s Cut」
おしゃれな投稿ばかりだ
ジャーキーを本格的につくろうと思ったのは、2018年の秋くらい。その前から美味しいジャーキー欲しいなぁとなんとなく思ってはいたけど、実際に動いてはいなかった。
きっかけとなったのはアメリカ視察。ジャーキー大国アメリカにはたくさんのジャーキーブランドがあって、誰もが知っている老舗から、この数年で急激に認知されたブランドまで個性的。スーパーマーケットの棚はビッチリ。
パッケージのセンスも良いし、栄養成分も素晴らしい。
HPもイケてる。SNSの写真を見ているだけで、なんかワクワクするし、楽しくなる。
僕は早速無駄にパソコンの横にジャーキーを並べて、それっぽく写真撮っちゃって…。食べてないんだけど、もう満足してるというか、楽しいんですよね。
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▲こちらもアメリカのジャーキーのスタートアップ「Country Archer」
ライフスタイルに馴染むジャーキーを提案している
そこでふと、
なんで、日本のジャーキーってこのワクワク感ないんだろう?という疑問。
僕には、
「ビーフジャーキー=おじさんのおつまみ」
のイメージしかなくて、もっというとジャーキー単体ではなく、必ずお酒がくっついてるイメージだった。決しては悪いことではないし、お酒とジャーキーの相性はとてもいい。
でも、お酒のシーンだけじゃなくて、もっとカジュアルで、日常に取り入れられるようなジャーキーが日本にあってもいいなと。思った。
これがジャーキーをつくろうと思った理由の一つ。
本当に美味しいジャーキーを、作ることができる
そして、
もう一つ決定的な理由は
「もっと美味しく作れるんじゃないか」って思ったこと。
正直、海外のビーフジャーキーの味は、僕には合わなかったんです。
決して不味くはない。使っている原料も別に悪くない。
むしろ日本のものより、ナチュラル原料が中心だし…
でも、食感・味の濃さ・甘みとか、ちょっと違う感じがしたんですよね。
引き算で美味しさを引き出して
ちょっとマニアックな話に入りますね。
JQを試作をするときに決めていたことが、
「原料を肉と塩胡椒だけにする」ということ。
可能な限り使う原料を減らして、素材本来の「お肉の美味しさ」を追求したかったんです。
調味料で旨味をだすんじゃなくて、お肉が持っているポテンシャルだけで旨味を出すということ。いわゆる「引き算の美味しさ」ですね。
昨年の夏に「mizugashi(ミズガシ)」というセミドライフルーツをつくたんですが、この時の経験がとても役に立っていて、同じ果物でも品種と乾燥具合で食感と甘さが大きく変わってくるということを実験済みだったんです。
だから、ジャーキーでもお肉の種類・部位で、全く違うものになるだろうなーと。
そこからは、組み合わせの試行錯誤。
和牛はもちろん美味しいけど、油が強すぎる。
ホルスタインはバランスはいいけど、後味がイマイチ。
塩と胡椒の量を変えると全く別物になるなー…
部位によってもサシの違い(脂の量)で違う…
そもそも、おつまみっぽくはしたくないしなー…
、、、うーんって感じ。
(この試行錯誤の期間、スナックミースタッフは結構な量のジャーキーを食べていたはず笑)
飲み込んだ後の余韻が一番美味しい!
最終的に、たどり着いたのが今のかたち。
「グラスフェッドビーフのモモ肉で、ベストな塩胡椒でつくる」
今回のJQの魅力は、
調味料、代用油脂を使わないことによる、グラスフェッドビーフ本来の脂の美味しさ、後味の良さ。噛んでくと味がどんどん濃くなるのが特徴。
飲み込んだ後の余韻が個人的には一番美味しく感じています。増粘剤不使用によるサクッとした食感も今までのジャーキーとはちょっと違うところ。
あまり栄養成分とかを大声で言いたくはないけれど、
1pで200Kcal以下、
たんぱく質は驚異の32g、
食塩量は0.8g。
何と言っても、グラスフェッドビーフが優秀で、
鉄、亜鉛、オメガ3脂肪酸と文句なし。
一発目としては、
よくできています!
ロゴも、シンプルで余計なものがない感じが、このジャーキーを表現しているなーと思っています。僕このロゴ結構気に入ってるんです。Tシャツが欲しいくらい笑
JQはまだまだ改良中、進化中です。
すでに、ちょっと面白いお肉や、相性の良さそうなフレーバーにもチャレンジ中。
みなさんが、文房具を持って歩くように、JQを持ち歩いたり、色んなシーンで活躍できるものになればなと。
ワクワクするような新しいジャーキーのかたちをこれからも追求していきますね。乞うご期待!
ご購入はこちらから>>> eatjq.com